ご挨拶
一期一会
青柳の創業は昭和24年。今では、創業時の釜めしはもとより、寿司、季節料理、郷土料理と多彩なお品書きで皆様にご利用いただいております。
お客様に喜んでいただくには、お料理からおもてなしまで、「まごころ」を込めることと考えております。例えば、青柳の大切にしているひとつに、お米。研ぎ方・炊き方、まさに「まごころみがき」の原点がここにあります。
気という字「氣」は、米を炊く時の蒸気を表します。人も元気、勇気、やる気等々…氣が大切。つまり、命の源となるもの。目には見えませんが、確かにそこにある「氣」の力。 青柳では「お米会議」というのを開いて、スタッフみんなで試食して使うお米を決めています。炊きたてのごはんを皆様に召し上がっていただきます。「磨きこんだ真心」が湯気と香りに垣間見えたなら幸せでございます。
おもてなしとは、いわば毎日が台本のない一期一会の舞台。人間関係も飾らず、まっすぐ、人の心と向き合う。自分の心の奥にひそむ純粋な人間性を見つめると、お客様の心の姿にも気づくようになる。時には優しい光、時には華やかな光を纏いながらお客様と接する。おもてなしもお料理も「まごころ」だと。
大切な人と大切な時を過ごしていただく店として、例えると手書きのラブレターを直接手渡すように…、手づくりのお料理と心づくしのおもてなしでお迎えしたいと願っております。
営業再開から熊本の復興に向けて
当店の経営理念として「真心 勇気 親和」を掲げています。真心をもっておいしい料理を提供し、お客様のために勇気をもって行動、共に働く仲間を大切にしようという想いが込められております。震災後はこの経営理念の元、従業員一同力を合わせて営業再開できました。甚大な被害に遭った時こそ、経営理念が活かされ、また支えられるのだと、その大切さを感じました。市役所で行った被災者の方々への炊き出し支援は、従業員の結束を高めると同時に、皆様から当店の役割をあらためて教えていただく機会にもなりました。
これからも、熊本の郷土料理店として精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
経 営 理 念
「喜びの共有」
お客様の喜びが私たちの幸せ
事業ビジョン
「食」を通じて「職」をつくり、コミュニティの自律性を高める
青柳が食にまつわるハブとして、ステークホルダーを繋ぎ、店から出て街中に新しい雇用の形をつくることで、地域の食文化の更なる豊かさを生み出す。
会社概要
企業名 | 有限会社青柳(熊本郷土料理 青柳) |
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代表取締役社長 | 倉橋 篤 |
創業 | 昭和24年 |
設立 | 昭和46年 |
資本金 | 500万円 |
事業内容 | 飲食サービス業(日本料理) |
従業員数 | 50名程度(パート・アルバイト含む) |
所在地 | 〒860-0807 熊本市中央区下通1-2-10(城見町通り) |
TEL | 096-353-0311 |
FAX | 096-311-2807 |
沿革
昭和24年 | 創業 |
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昭和46年 | 有限会社親和商事設立 |
昭和60年頃 | 初代女将松村勝子の手腕で釜飯主体の定食スタイルから、 会席料理へ |
平成20年 | 「熊本城本丸御膳受託」新規事業に挑戦し江戸時代の熊本藩の献立を再現 熊本城にて提供(現在は熊本城が熊本地震で被災したため青柳にて提供) |
平成24年 | 代表取締役社長に倉橋篤が就任 |
平成25年 | 熊本市版HACCPの認定取得 |
平成27年 | 女将に倉橋恭加が就任 |
平成28年 | 熊本地震。炊き出しや復旧作業を急ピッチで行い 25日間の休業の末再オープン |
平成30年 | 仮店舗に一時移転し営業 |
令和2年 | 熊本商工会議所「人を幸せにする経営大賞」を受賞 |
令和2年 | 本店跡地に新店舗を建築しリニューアルオープン |
令和3年 | 「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞 審査委員会特別賞受賞 |
令和6年 | 社名を「有限会社 青柳」に変更 |