熊本地震からの復興が進む故郷をアートの力で盛り上げたいという高津氏の思いを受け、日本交通文化協会が本企画を開始しました。
縦4.0メートル、横3.2メートルの大作に、熊本を象徴する肥後六花をはじめ、熊本城や通潤橋、御田祭の宇奈利(うなり)など、熊本の風情や文化が情緒豊かに、また力強く描かれています。
ステンドグラスは、ドイツの職人が手吹きでつくるアンティークグラスを42色1,031ピース使用しています。
特にこだわったのは、作品の中央に描かれた肥後六花です。
端正な一重咲きで優美な花芯、清色な姿を表現するために、ガラスピースを大きく切り出し、アンティークグラスの豊かな濃淡の美を最大限に生かしました。
また、花ごとに異なる技法を用いて造り上げることで、花々の個性を丁寧に表現しています。
なかでも中央の肥後花菖蒲は、気品を兼ねた雄大さを表現するために、原画の色彩に合わせて紫色と透明の二層ガラスを用意して削ることで、色彩のコントラストと透明感を際立たせています。
このステンドグラスは、JR九州・熊本駅の新たな復興のシンボルとなります。
復興が進む今だからこそ伝えたい、熊本の多彩な魅力が凝縮された作品となっています。
ぜひご覧ください。
-作品概要-
○作品名
『肥後のいろどり』
○原画・監修
高津 明美(染色工芸家)
○設置場所
JR九州・熊本駅 在来線改札内1階
○規模と仕様
縦 4.0m・横 3.2m、LED内蔵のステンドグラス
○企画
公益財団法人日本交通文化協会
○協力
九州旅客鉄道株式会社、株式会社グローカル・クラウドファンディング